
応募総数1,594件の中から下記作品が選ばれました。
主催 | 公益財団法人どうぶつ基金 |
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後援 | 環境省、大阪府 |
応募期間 | 4月1日から7月31日 |
各賞 | ■環境大臣賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて10万円相当) ■大阪府知事賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■理事長賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■審査員特別賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当) ■入選(19名)(賞状と記念品) |
いのちつないだワンコ部門 入選
ベストフレンド
殺処分寸前のところを助けられた、元野犬のカイくん (左)と、元野犬のノリくん (右)。
最初は境遇のせいもあり、とっても怖がりで、人にもワンコにもなかなか心を開いてくれませんでした。
ですが、我が家のコーギー「 ラテ(♀) 」といつの間にか親友に。
今ではいつも3人集まって、毎日仲良く遊んで楽しく過ごしています。
特にこの2人は境遇が一緒で歳も近いせいか、兄弟のように仲良しです。
いつも何か会話が聞こえてくるようで、見ていると微笑ましくなります。
この子たちは、誰よりも繊細で、誰よりも優しい子です。
私はこの子たちと毎日触れ合える事、いつも我が子と遊んでくれる事に、心から感謝しています。
カイくんとノリくんに出会えて、本当に良かったです。
これからもこの笑顔を近くで見守っていきたいと思います。
桜咲け!
今年の4月、河川敷の桜並木で撮った写真です。
写っているのは、我が家で暮らしている犬達で、みんな愛護センター出身です。
向かって左側の2頭、郁(いく)ちゃんと舞(まい)ちゃんは、里親さんを募集中。
来年の桜は、新しい家族と一緒に見ることができますように…と言う願いを込めて撮影しました。
ふふふ! 含み笑い
ワタボー君の含み笑い、珍しくカメラを向けると、ふふふ・・と含み笑をしているように見えました。
普段は目を隠す筈なのにどうしたのか不思議です。
4人家族
ずっときょうだいが欲しかった娘。
ペットショップに並ぶ、可愛い仔犬を見て「この子のお姉ちゃんになりたい」と。
小学生2年生の娘に、日本の犬猫の殺処分の話をしました。
それからは、里親募集記事を親子であちこち見て回る日々、半年以上たった夏の終わりの日。
一枚の募集記事が目にとまり、すぐに電話をかけ詳細を聞くと、募集最終日だと。
急いで娘と2人電車に乗り、会いに行き引き取ってきました。
ずっと探してた家族の糸が繋がった日でした。
ペットショップに並ぶ愛くるしい仔犬よりも保護犬という選択をした娘。誇りに思います。
心にも「春」が来た
元の飼い主に「大きくなりすぎて手に負えない」と捨てられ、愛護団体に保護されていた柴犬のなな。
愛犬を亡くして泣き暮らしていた私は、インターネットで見かけたななの悲しそうな顔に衝撃を覚え「この子を迎えよう。絶対に幸せにしよう」と決意をしました。
確かに柴犬としては規格外に大きく、北海道犬と並んでも引けを取らないそのサイズ(笑)。
でも「大きい」のは体だけではなく、器の大きいとても優しい子で、散歩中に他の犬に吠え立てられても絶対に吠え返さないし、娘や息子が泣いていると心配そうにしずしずと近寄り、必ず涙をなめて笑顔にしてくれる様子はまるで天使のようです。自分が悲しい思いをした分、他の犬や人にも優しくしてくれるのでしょうか。心情を慮るとけなげで涙が出て来ます。
元の飼い主さんから多少の虐待があったのか、うちの子になってからもしばらくは笑顔が少なく、「おいた」をした時に少し大きな声で怒っても極端に怖がりましたが、息子と娘、ななを三きょうだいとして愛情を注ぎ続けるうち、たくさんの笑顔を振りまいてくれるようになりました。
とにかく家族皆でお出かけすることが大好きななな。
お出かけする先がどこであろうと、家族皆で出かける時はとびっきりの笑顔が満開です。
うちの子になってくれてありがとう!これからもずっとずっと一緒だよ!
隻眼のアイ
昨年9月、JR戸塚駅で募金活動をしているボランティアさんの足元にいたこの子に出会い、健気な姿に胸を打たれ、早速里親になりました。失った瞳の分を アイ(eye)と名付けて毎日呼びかけてやっています。初めの頃の荒んだ寂しげな表情はすっかり影を潜め、今では愛らしいかわいいワンコになりました。隻眼だということも、忘れてしまうくらい馴染んでいます。