
そこにいる幸せ
11年前の雨の降る夜、家族に拾われてきた捨て猫です。
今年の6月、祖母の命日に病気で亡くなりました。
亡くなる前は病気が進行し、下半身が麻痺し移動もままならない状態でした。
病の中、変わらずいつもと同じ様に過ごすその表情は、物憂げにも所在なさげにも見えて、その実、相変わらず眠たいだけのようにも見えます。
黙して語らず、雄弁にして寡黙、その存在を以て多くの事を教えてくれた、その存在こそが幸せだったんだという事を今更ながら痛感しています。
我が家に来てくれたことを今は只々感謝しています。
出会いの経路 | 捨て犬・捨て猫を保護 |
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投稿日 | 2017年07月31日 |
応募部門 | いのちつないだニャンコ |
作品ID | 7073 |
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