
心にも「春」
元の飼い主に「大きくなりすぎて手に負えない」と捨てられ、愛護団体に保護されていた柴犬のなな。
愛犬を亡くして泣き暮らしていた私は、インターネットで見かけたななの悲しそうな顔に衝撃を覚え「この子を迎えよう。絶対に幸せにしよう」と決意をしました。
確かに柴犬としては規格外に大きく、北海道犬と並んでも引けを取らないそのサイズ(笑)。
でも「大きい」のは体だけではなく、器の大きいとても優しい子で、散歩中に他の犬に吠え立てられても絶対に吠え返さないし、娘や息子が泣いていると心配そうにしずしずと近寄り、必ず涙をなめて笑顔にしてくれる様子はまるで天使のようです。自分が悲しい思いをした分、他の犬や人にも優しくしてくれるのでしょうか。心情を慮るとけなげで涙が出て来ます。
元の飼い主さんから多少の虐待があったのか、うちの子になってからもしばらくは笑顔が少なく、「おいた」をした時に少し大きな声で怒っても極端に怖がりましたが、息子と娘、ななを三きょうだいとして愛情を注ぎ続けるうち、たくさんの笑顔を振りまいてくれるようになりました。
とにかく家族皆でお出かけすることが大好きななな。
お出かけする先がどこであろうと、家族皆で出かける時はとびっきりの笑顔が満開です。
うちの子になってくれてありがとう!これからもずっとずっと一緒だよ!
出会いの経路 | 愛護団体から |
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投稿日 | 2017年07月31日 |
応募部門 | いのちつないだワンコ |
作品ID | 7026 |
コメントを読んで泣けてしまいました。
体が大きいのは、優しさや飼い主を思いやる器が大きいのですよね。
ななちゃんを理解してくれる優しい家族に出会えて良かったね。