
無心
まだ明るい夕方で、そよ風の吹くベンチでした。その子はどこを見るわけでもなく、心地よさそうにぼぉっとしていました。それがなんとも風流で、無心の極みでした。眠そうでもない、しかし何か思案に耽っているようでもない。こちらまでフワリとさせるような、そんな子でした。
出会いの経路 | 地域猫 |
---|---|
投稿日 | 2017年07月12日 |
応募部門 | さくらねこ |
作品ID | 5354 |
まだ明るい夕方で、そよ風の吹くベンチでした。その子はどこを見るわけでもなく、心地よさそうにぼぉっとしていました。それがなんとも風流で、無心の極みでした。眠そうでもない、しかし何か思案に耽っているようでもない。こちらまでフワリとさせるような、そんな子でした。
出会いの経路 | 地域猫 |
---|---|
投稿日 | 2017年07月12日 |
応募部門 | さくらねこ |
作品ID | 5354 |
コメント
コメントの受付を終了しました。