
だいじょうぶ?
この写真は寝たきりになった先住猫のそばを離れなたくなくそばで寝たいという姿。
2012年4月、撮影からの帰り我が家の近くで見かけました。
にゃーにゃーと鳴きながら寄ってきたのですが野良猫にしては人馴れしてるので飼い主がいるのではとその時は別れたのです。
3日後また出会いました。体は薄汚れてきて近所の子供たちが牛乳をあげていて、ネコ好きの近所の奥様曰く、捨て猫らしいと聞きました。
可哀そうにと心が動きましたが、我が家には甲状腺機能亢進症を患っている先住猫がいて病院の先生に聞いたら「寿命を縮めるかも知れないしオスどうしで子猫でないなら仲良くなりにくいでしょう」と言われました。「でも、かえって元気になるかもしれなし・・・わかりませんね。」との事でしたが、元気になるかもしれないという言葉に一縷の望みをかけようと思ったのです。
よし、次に出会ったら縁があるのだから保護しようと心に決めました。
そして、また撮影の帰り、出会ったのです。
私の足にまとわりつきにゃーにゃーと鳴いています。思わず抱きかかえて家に帰り荷物を置き即病院へ。先生にはあきれられましたがほっとけなかったのです。幸い病気もなく良かったのですが、それからが大変でした。
大きいケージを買い一部屋をこの仔の為に使い、少しずつ少しずつ先住猫に会わせていったのです。
で、2週間経ってから解放。案の定オスどうしだからなのか、体に病気があるのでうざく感じたのか、先住猫は受け入れません。
家族にちょっと責められました。
でも、この仔は甘えたいし、かまってもらいたいしで先住猫に近づきます。先住猫は嫌がります。その繰り返しでした。
そしてついに先住猫が病気が悪化し足が不自由になり寝たきりになります。
私が介抱しているとそばに来て見ています。寝たきりになった布団にくるりと丸まって毎日寝るようになりました。心配だったし寂しかったんでしょうね。今は懐かしい思い出です。
今は一匹になって前以上に甘えん坊になっています。私が出掛けたときなど寂しがるので近所に野良猫をボランティアをしている方に子猫が生まれたらよろしくと頼んでます。
捨て猫や野良猫は自分からそうなりたいと望んだわけでなく人間のエゴでそうなってしまっているのです。微力ながらお手伝いが出来ればと思うのです。が、私の年齢もあって家族の同意は不可欠なのですが。
出会いの経路 | 捨て犬・捨て猫を保護 |
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投稿日 | 2017年06月10日 |
応募部門 | いのちつないだニャンコ |
作品ID | 4266 |
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