
小さくて強い命
愛称「チー」本名「ティグル」。マンションとマンションの間で2日間独りぼっちで泣き続けていた生後2週間程のこの子を保護したのは8月の暑い時期。保護した翌日は大雨。小さい体から驚く程の大きな声で泣くこの子は自分の生命に諦めを知らなかったのだろう。とても運が強く、そして心の強い子だと思った。
我が家は既に2匹の猫がおり、その2匹は仲が悪く既に家庭内別居状態。そして飼い主である私は猫アレルギー。そんな状況なので、我が家で引き取る事は難しいと思い、当初は里親探しの方向で考えていた。
でもその考えはたぶん3日もしないうちに消えていたように思う。ご飯を食べた後は必ず私の足の上で顔をうずめるように眠りにつく。最初からわたちはこの家にいるよ、と言うような居心地の良さを見せてくるこの子を見てるともう手放せなくなっていた。
今では先住猫2匹のどちらともうまくやっている。1番末っ子なのに「我が家のお山の大将」。そしてそれを許してくれている先住猫たちの優しさに感謝の気持ちでいっぱいです。
出会いの経路 | 捨て犬・捨て猫を保護 |
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投稿日 | 2017年05月30日 |
応募部門 | いのちつないだニャンコ |
作品ID | 3511 |
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