
無垢な瞳のままで
保護した当初、リードをつけると一歩も動かなかったベンジー。半月の訓練で何とか路上へ出られるようになったが、車が通る度に怯えた。それが車に慣れると散歩命になった。毎日朝夕、全力でリードを引っ張るので、ガリガリがムキムキ、パワーは倍増、内弁慶のスーパーサイヤ犬になった(笑)。目を離すと水溜りの水を飲み、小石を食べる癖は1年以上続いた。捨てられ放浪していた時、飢えと渇き、孤独や様々な恐怖に耐え、懸命に生き延びたのだろう。裏切れてもなお人を信じ続ける無垢な瞳。その輝きを失わせるわけにはいかない。
出会いの経路 | 捨て犬・捨て猫を保護 |
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投稿日 | 2017年05月28日 |
応募部門 | いのちつないだワンコ |
作品ID | 3349 |
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