
いのちの恩猫
駐車場に停めた車から降り、小雨降る中早足で行きつけのカフェに向かう途中、細くて大きな声に呼び止められました。 何処で鳴いているのかわからないほど小さな猫さんが私に向かって叫んでいたのです。
その日から私は二人家族になりました。
大病を患い、死の恐怖に怯えながら寂しさと不安で荒んでいた私の前に現れた小さな命。 あれから3年、気づけば元の明るい自分と健康な体を取り戻しています。 だから、助けたのはお互い様。 いや私の方がいっぱい助けられています。
だから精一杯の恩返しを彼女に。 そして自分に出来る精一杯の行いで、ひとつでも多くの貴重な命が繋がりますように。
出会いの経路 | 捨て犬・捨て猫を保護 |
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投稿日 | 2017年04月02日 |
応募部門 | いのちつないだニャンコ |
作品ID | 2311 |
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